こちらの記事の続きです。
ということでサイクルオリンピックのクロスバイク MIRA*CLE LAB "BECK"を購入しましたのでそのレビューです。
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| 画像は公式HPより |
購入してから3日目くらいで100kmくらい乗ってみての現状ですが、ざっくりといえばかなり満足して乗っています。
以下、感想めいたものを特に構成も整理せず、つらつらと書いていきます。
サスペンションがない(当たり前)
廉価なモデルだから、とかそういうことではなく、クロスバイクは一般にサスペンションはついていません。
私の以前の愛車ブリヂストン・モールトンは本家モールトンよろしく、前後にサスペンションがついており、いわゆるシルキーライド(絹のような乗り心地)と称される走りが特徴でした。うまく言語化できないのですが、ちょっとの段差などは「ふわっ」という感じで乗り越えていきます。
BECKはクロスバイクなので、当然サスペンションなどあるわけがないです。
なので私は最初、段差の「ガタン」という感じが結構気になってしまったのですが、そこは、正直なところ慣れの問題でもあるし、サスペンションないんだからそりゃそうでしょ、と割り切ることもでき、しばらく走っているうちにそれほど気にならなくなりました。
FREE POWERはどうなのか?
自分にあう変速を見つけるのがおすすめ
サイクリングロードで期待しすぎてはいけない
思っている以上に走る印象のあるBECKですが、とはいえ、所詮は(というと失礼ですけど)5万円台(FREE POWERの後付けサービス代金を考えると、FREE POWER以外の自転車部分の価格としては実質4万円台といってもいいかも)のクロスバイクです。
サイクリングロードとかに出ていって、カッ飛ばしてドヤれるかといえば、ちゃんとしたロードバイクガチ勢にはまるっきり手も足も出ませんのでご注意くださいw
私の実測では最寄りの多摩川サイクリングロードで気合いを入れて走るとだいたい2分で1kmくらい(時速換算で30km/h)のペースでした。もちろんずっとこのペースは無理ですが。
なので貴方に超人的脚力があるならば別ですが、どんなに7速で漕ぎまくったところでロードにはまず絶対に勝てません。まあこれはBECKに限らず、クロスバイク全般に言えるのかもしれませんが、私は高級クロスバイクに乗ったことはないので全般と言い切っていいのかはよくわかりません。
前の愛車ブリヂストン・モールトンもガチればそこそこスピードは出るとは思うものの、ロードの前では全く勝負の土俵にすら上がることができませんでした。
別に、私はロードに張り合おうなどというつもりは全然ないのですが、スピード面での実力的にはその程度ということです。
ただ、サイクリングロードは歩行者やランナーもいたり、たまに段差もあったり、舗装がボコボコしているところもあったりするので、あまりスピード出過ぎても制御できなそうな怖さがあります。
ストレスになるほど走らないわけではなく、怖くなるほどスピードが出るわけではないというちょうど良さがBECKの魅力かなと思います。
車重が軽い
他に比類なく軽いというわけではないのですが、BECKの車重は約12kgです。前に乗っていたブリヂストン・モールトンと比較しても、同じくらいかBECKのほうが軽いかもしれません。私は自転車を室内のラックにかけて保管しておりますが、車重が今までより重くなると、持ち上げてラックにかけるのが大変になります。なので車重が軽いのは購入の際の条件としては結構大きかったです。
ちなみに、もし車重にそれほどこだわりがないなら、サイクルオリンピックでは「M.C.L COLLEGE BIKE」とかで色味やデザインが好みに合えばBECKと近いスペックでBECKより1.4万円くらい安く買えます。
どんな人におすすめできるのか、と言う名のまとめ
- それなりに走るのがいい
- スピードが出すぎないのがいい
- FREE POWERの実力を実際に見てみたい
- デザインが気に入った
- ラックにかけたいので軽いほうがいい

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