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KAMINOGEというプロレス雑誌を買ってみました

KAMINOGE vol.19
KAMINOGE vol.19


ひさびさにブログを書きます。

なんだか、理由はよく判らないのですが、ネットでたまたま見かけたプロレス雑誌「KAMINOGE」がどうしても読みたくなって、会社の近くで一番大きい書店である八重洲ブックセンターで買いました。その前の日に、自宅最寄駅の近くの本屋さん(いわゆる、個人経営の「街の本屋さん」的なお店)で探したんですが当然(?)置いてませんでした。

私、昨年の夏に今の家に引っ越してから、テレビをほとんど見ていません。というか、見たくても我が家にはテレビのアンテナもなければケーブルテレビのケーブルも来ていないのです。もちろん、それは意図的にそうしています。それまで契約していたサムライTVも当然、解約することとなり、それを境目に、プロレスの情報がほとんど自分の中に入ってこなくなっていました。

とはいっても、インターネットからの情報はあるので、最低限の情報は得られるのですが、やはり「Sアリーナ」(今はバトル☆メンでしたっけ)と「インディーのお仕事」で毎日、毎週情報を得るのと比べると映像もないですしどうしても情報が不足気味になってしまいます。

でもそれでプロレスに飢餓感を感じたかというと、去年は仕事的にもいろいろ多忙で、休日はだいたい子供の相手をしなければならず、あまりプロレスの事を考える余裕が無かったので、まあいいかというような感じで、今年の5月くらいまでは過ごしていました。

そう、そんな私でも、5月の小橋選手の引退興行は凄く行きたかったんです。プロレスを見ていると、この試合は見ておきたい、というか、ライブで会場に居会わせたい、という興行が年に1~2回くらいはあるものなんですが、この興行がまさにそれでした。でも、興行の情報に気がついた時には、まさに時すでに遅しでチケットは手に入る筈もなく。

で、なんとなく、これはまずいな、やっぱり日々情報を入れていかないと、本当にプロレスから遠ざかってしまうなあ、と感じた、そんなタイミングで「KAMINOGE」を紹介しているネットの記事を見つけたんですね。

実は、私はこういう活字ばっかりの試合写真とか試合リポートのない系統のプロレス雑誌を買うのは、これが初めてです。 雑誌ではなく、文庫本ならいくつかはありますが、正直言うと、活字系のプロレス雑誌(というくくりが正しいのか知りませんが)に対しては「たぶん、自分的には嫌いじゃなくむしろ好きだが、そっちにハマると、抜け出せなくなりそうで躊躇する」という感覚がありました。でも今回に関しては、映像系の情報源がなくなったので、活字に頼らざるを得ないと言うか、少しまとまった情報が欲しいなという気持ちがあり、手に取ったという感じです。

インタビュー形式、というのでしょうか、レスラー同士の対談の場合もあれば、聞き手とレスラーの語りの場合もありますが、どれも面白いです。

でも、やっぱり一番は中島知子の洗脳騒動の真相でしょうかね(笑)
というと、オイそこかよ!と言われそうですが、プロレスファンからすると、この騒動もある種のプロレスというか、あまり書くとネタバレになりそうですからあれですが、洗脳騒動をある側面から見れば、それはプロレスファンなら誰でも知っている「アングル」なわけですね。 そして、ケッフェイやブックの存在を知らず、あったとしてもうちの団体に限ってそんなはずはない、プロレスは全部シュートだ、セメントだと思って、その前提で動いてしまう人もいる。そんな世界がリングの外にもあったわけです(笑)

まあ、ネタとしてはプロレスファンでなくても楽しめるので、1冊買って読み終わった後に、中島知子のコレ、面白いからちょっと読んでみなよ、的に手近な知り合いに貸し出して、ついでにプロレスラーの記事もちょっとずつ読んでもらって興味を持って頂いて・・・という地味な布教活動に使えるかも知れません。

普通に詳しい方にとっては、武藤、小橋、ライガー、田村、佐竹、鈴木(風)の対談、インタビュー、コラムはかなり読み応えがあると思います。たぶん、他の記事も面白いと思うのですが、それまでの記事でかなり満腹感があるので、少しお腹が楽になったら、他の記事も全部読みたいなと思います。

最近、仕事(研修講師)でも若い人が相手で、長期の場合はアイスブレイクと称してプロレスの話をしたりするのですが、意外に受けがいいので、どうやったらプロレスの魅力をわかりやすく語れるかを考えることが多いです。この手の雑誌は、その大きなヒントにもなりそうな気がします。

バックナンバーにも手を出しそうな自分がいることに、書いていて気がつきました(笑)

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