スキップしてメイン コンテンツに移動

[APlay] ヒアラブルBluetoothヘッドセット APlay(NA1L)を買いました (その2)実際に使ってみた!

おことわり
ステルスマーケティングだと思われてもいけないので、あらかじめお断りですが、APlayを販売しているNAINさんには私の高校時代からの友人がおります。なので、多少のバイアスはあるものと思って読んでいただければ幸いです。ただし製品自体をモニターとして提供されているわけではなく、Amazon.comで自腹で購入しております。



こちらの続きです。

[APlay] ヒアラブルBluetoothヘッドセット APlay(NA1L)を買いました (その1)開封~基本設定まで
http://naka54.blogspot.jp/2017/01/aplay-bluetooth-aplayna1l.html


さて、前回で開封と基本設定までをしてみたわけですが、実際に使って見た感じを書いていきます!


スイッチオン!


私の場合、APlayは通勤時間と移動中に使っています。ですので、朝自宅を出てから、スイッチを入れます。

真ん中の[〇]ボタンが電源です

駅に向かう途中でスイッチを入れます。「Power On」という音声に続いて、すぐに「Connected」と音声が流れ、スマートフォンとBluletooth接続されます。接続は一瞬で行われ、続けてAPlay起動のアイキャッチ?サウンドが流れ、朝の場合はガイド音声で「おはようございます!」と聞こえてきます。
(ちなみに、一度切ってまた繋ぐと「お帰りなさい!」と流れます)

APlayでは起動直後は「現在時刻」「本日の予定」「バッテリー残量」をアナウンスしてくれます。

個人的には、この「本日の予定」の読み上げがツボです!

なんといいましょうか、社会人生活18年目、会社役員11年目にして、初の秘書がついたような気分(錯覚)を味わうことができました笑

さらに、起動時点で未読になっている通知があれば、さかのぼって読み上げてくれますので、歩きながらスマートフォンをチェックする必要がありません。


音楽を聴く


APlayはBluetoothイヤフォンでもありますので、もちろん音楽を聴くこともできます。
リモコンの[+][〇]ボタンを同時押しすると、音楽再生に対応したメディアアプリを起動することができ、押すたびにアプリを順に切り替えることもできます。

私の場合、今日は何を聴こうかなと毎日選びたいほうなので、とりあえずアプリでデフォルトになっている最後に聞いていたプレイリストなどを再生しておいて、駅について電車に乗った後で、改めて選びなおすようにしています。

いつもではないのですが、たまにネットラジオ(Radiko)なども聴きたいかな~と思うこともあるのですが、残念ながらRadikoはAPlayでの通知読み上げにはもちろん対応しているのですが、メディアアプリとしては認識されないようで、ボタンで起動することはできないようです。今後のバージョンアップ等で対応してくれたらうれしいですね。


音楽再生中の通知


しかし、いったん音楽再生を始めてしまうと、通知があって読み上げるときはどうするのか?という疑問が出てくると思いますが、APlayはこの点は大変スマートで、

読み上げを開始する前に再生中の音楽のボリュームを小さくして、音楽をBGM的に流し続けつつ、読み上げをしてくれます。読み上げが終われば、音楽のボリュームが元に戻ります。

なので、音楽を聴いていてもAPlayの通知が聴き取れなくなるなどということはありません。


リモコンの音量について


APlayのリモコンにある[+][-]ボタンは読み上げ音声の音量の増減に対応しています。
これはもしかするとスマートフォンの機種やOSバージョンなどにもよるかもしれませんが、私の使っているスマートフォンの場合、[+][-]はAPlayの読み上げ音量の増減のみが行え、Bluetoothそのものの音量の増減は、本体の音量ボタンで行うようになっています。そのため音楽再生のボリュームについては本体を操作することになりますので、注意と慣れが必要かもしれません。


音声返信


APlayでは対応しているメッセンジャーアプリについては、通知でメッセージ内容を読み上げた後で、音声で返信することが可能です。読み上げのあとに「返信するには[〇]ボタンを押してください」とガイド音声が流れるので、[〇]ボタンを押して返信内容を話します。

ひとりで歩きながらブツブツ話す様は、若干怪しいのではないか?

という気がするかもしれませんが、実際のところは、

Bluetoothヘッドセットでハンズフリー通話しているのとそんなに変わらない

ので、私もちょっと最初は躊躇があったのですが、少しずつ試してみるようにしています。
もちろん、混みあう電車内などはやや迷惑なので、自重します笑

ただ正直なところ、返答の内容が長くなりそうな場合については

「返信するには[〇]ボタンを押してください」のガイド音声が終わるまでに返信内容をある程度イメージして話せるように頭の中で対応するのは、ほぼ不可能

といっていいでしょう。基本的には

「了解です」とか「何時に連絡します」とか「あとでご連絡します」など、一言二言くらいで済むような簡単なメッセージに使う

というのが無難だと思います。


ハンズフリーモードでアプリを使う


そんなこんなしながら、電車に乗っているとき以外はほとんどスマートフォンを取り出す必要がなく、会社に到着すると、まあ多くの人はイヤフォンを外すと思いますが、私の場合、事務所に一人だけで勤務することもあるので、場合によってはAPlayイヤフォンをつけたまま、もしくは、左耳だけ外して、という使い方をすることもあります。

とはいえ、NA1Lのバッテリーは公称6時間ですから、勤務中から帰宅までずっとつけっぱなしにするのはあまり現実的ではありません。

でも、勤務中も読み上げしてほしい、と思う場合もありますね。

スマートフォンにインストールされているAPlayアプリには、実はハンズフリーモードというのがあります。


ハンズフリーモードの様子


APlayヘッドフォンの電源をOFFにして、スマートフォンから切断されているときに、APlayアプリを起動して、画面最下部のアイコンをタップすると、APlayアプリのモードが「ハンズフリーモード」になります。

このモードでは、通知の読み上げと音声返信をスマートフォン本体のスピーカーとマイクで行うことができます。

とはいえ、周りに人がいる場合には、ハンズフリーモードを使うのは難しいと思いますが、APlayヘッドフォンのバッテリーは消費せずに、周りに聞かれずに通知の読み上げをしたい場合には、有線のヘッドフォンを接続するという方法もあります。

有線のヘッドフォンを接続すると「有線ヘッドフォン」モードになり、ヘッドフォンから通知の読み上げを聴くことができるようになります。おそらく、私の場合もですが事務所にいるときはPCがあるので、通知だけスマートフォンから聞いて、返信自体はPCで書く使い方なので、これで十分という気もします。


有線ヘッドフォンモードの様子

あと、これは余談ですが実はAPlay以外のBluetoothヘッドフォンを接続した場合でも、通知の音声読み上げ自体は行ってくれるようになっていたりします。APlayと同じボタンはついていないので、APlayのリモコンが必要な操作はできませんが、とりあえず通知だけ受けられればOKという方で、自分のお気に入りのBluetoothヘッドフォンがある方は、そんな使い方も可能です。

より使いこんでいくときにやると良いこと①フィルタ


もちろん、様々な通知を読み上げてくれるのは便利なのですが、これは読み上げする必要がないので読まないでほしいと思うようなものもあると思います。

APlayアプリ内に一覧表示されている通知の右上につくアイコンをタップすれば、同じタイトルの通知をミュートしたり、特定アプリの通知を全てミュートしたりすることもできます。

さらに、アプリごとに個別にNGワードを設けて、そのワードが含まれる通知は読み上げから除外することもできます。


より使いこんでいくときにやると良いこと②辞書登録


また、通知の読み上げを聴くとき、ん?という読み上げに遭遇することがあります。読み方が間違っているようなケースですね。特にメールアドレスのドメイン名などは、なかなか正しく読み上げるのが難しかったり、え?っと思うような単語の読みが辞書に登録されていないことがあります。

私の場合、私の苗字、名前はデフォルトでは正しい読みでは読まれませんでした笑

ので、というわけではないのですが、気になる単語はちまちまと登録していくようにしています。登録中に登録したい読みを再生して確認することもできます。

個人的な感想としては、辞書登録のインポート、エクスポートができたらいいなあと思います。固有名詞など、自分のところでしか必要ない単語もあるとは思うのですが、たぶん、他の人と共有して使えたら登録の手間を省けて便利な単語も結構あるのではないかと思います。

APlayユーザー同士で辞書を共有しあったり、またはNAIN側で追加の単語辞書を準備してダウンロードできたりすると、このあたりの手間が大きく削減できると思いますので、こちらも将来のバージョンアップに期待したいなあと思います。


使ってみての感想


このブログ記事を書いている時点で、購入してから1週間くらいではあるのですが、純粋にスマートフォンを出さずに通知を受けられるのは便利ですし、何より音声で通知を聴けるという体験自体がかなり楽しいです。

今のところ、外出時には毎日持ち歩いて利用しています。

あと、まあこれは難しいとは思いつつなんですが、私はAPlayを買うまではSONYのノイズキャンセリング機能付きBluetoothヘッドセットを使っていました。

これ、電車内で音楽を聴くときは効果てきめんで、大変気に入っていた状態でAPlayに切り替えましたので、正直不安はあったのですが、APlayも密閉型のインナーイヤーのヘッドフォンなので、ノイズキャンセリング機能がなくても実はそこまで周囲の騒音が気になることは多くなさそうだということがわかりました。

路線によっては、かなり音がうるさい場合もあるので、もしそういう路線を通勤経路で乗られている方は、ちょっと悩ましいかもしれないですね。なので、やっぱりAPlayにもノイズキャンセリングがあったらな~とは思います。

ということはありつつも、実際使ってみて、これは結構人に勧められるかな~?と思っています。

実演を希望される方は、私に会ったときに、お気軽にリクエストください笑

あとは、正直APlayが自分にフィットするかどうかがわからなかったので、とりあえず廉価なモデルのほうを買ったのですが、かなり気に入って使うことができているので、実は初号機(NA1)でも良かったのかな・・・?とか思い始めていまして、もう少し初号機を取扱店舗の店頭で試したりして比較してもよかったかな~と思ったりしています。

以上、簡単な利用レポートでした。



コメント

このブログの人気の投稿

[年賀状用備忘録] Brother HL-2040でハガキ宛名印刷をするときの用紙の向きについて

人に読ませる気がゼロの自分のための備忘録で申し訳ありません。 Brother HL-2040でハガキ宛名印刷をするときの用紙の向きですが、宛先(印刷面)を下に、郵便番号を手前側にセットすると正しく印刷されます。 こういうの(自宅のプリンタで宛名印刷)ってだいたい年いちでしかやらないので、毎年、思い出すのに苦労するんですよね・・・。 ということで今年の年末の自分に向けた私的エントリでした。 (2015/1/1追記) 印刷時、トナーが移りやすいので、排紙は1枚ずつ取り出して避けておく必要あり。

[雑記] 美人の小足とはいいますが、男性の小足は苦労が多いです

美人の小足という言葉がたしかあると思いますが(Googleで検索してもあまり出てこないので死語なのかもしれませんが)、私のような男性の小足は靴に苦労が多いです。 去年の10月くらいから健康のためにウォーキングを少しずつするようにしているのですが、どうせ続けるのならばやはりいい靴で!ということで新年から新しいウォーキングシューズを探しておりました。 私は以前からニューバランスの靴をよく履いておりまして、今回もニューバランスで探していました。 妻が昨年新調した靴もニューバランスのminimusというシリーズで、ベアフットトレーニング(素足感覚で走れ、同じ距離を歩いたり走ったりしても、よりたくさんの運動量が得られる、らしい)というカテゴリーの靴で、なかなかいいよ、と言われていたこともあり、私もこれに便乗すべく、minimusを入手しようとスポーツ用品店へ行きました。 冒頭に書いたとおり、私は男性としてはかなりの小足なのでメンズの靴は常にサイズ展開の下限ギリギリで探しています。普段、カジュアルの時に履いている靴も24.0cmです。革靴などは23.5cmくらいから展開している場合もありますが、一般には24.5cmぐらいからが多く、中敷きを入れるなどして割と無理をして履いています。 そのせいか、私が革靴を履いているときは、歩いている時にやたらとつま先がいろいろなところにぶつかってしまいます。普段の自分の素足の寸法よりも実際に履いている靴がかなり大きいので、距離感の把握にズレが生じているせいなんじゃないかと思っています。 で、この目的のニューバランスのminimusについては、店員さんに聞くと、なんとメンズサイズ展開の下限が25.0cmだというではないですか・・・。本来は、素足感覚で割とピッタリしたものを選ぶような靴なのに、そんなに緩いのを買ったらまるで意味が無いですよね。 で、どうするかといえば、ウィメンズで探すわけなんですが、minimusの場合、メンズとウィメンズはモデルが別なので、当然カラーリングも違うわけですね。いろいろと探すわけですがやっぱりどのモデルのどのカラーリングも「ウィメンズですね」という配色が多く、店員さんにも相談して色々探した挙句、まあギリギリ許容範囲かなと選んだのが写真のモデル(WT1010GP)です。 サ...

[Nikon][D200] SDカード→CFカード変換アダプターには要注意

2000年代前半くらいのクラシックデジイチに凝りだした中の人、妻が持っていたD80だけでは飽き足らず、CCDセンサーモデルのワンランク上の機種であるD200にも手を出してしまいました。 動作品は13,000円くらいでした。 Nikonの一眼レフ機は、D1桁>D3桁>D2桁という序列になっているようで、D80の上位機種がD200ということらしいです。たぶん、その上のランクはD2になるのかな? で、D200の高級さやCCDセンサーの発色を楽しんでいるのですが、D80と違うのがストレージ。D80はSDカード(32GBまで認識)なのですが、D200はCFカードなんです。 CFカード自体もはや若い人はわからないと思うのですが、CF=コンパクトフラッシュ(Compact Flash)というメディアがその昔ありまして。 こんなやつです。128GB・・・ではないですよ。128MB! 128GBの1,000分の1くらいの容量です。 スマフォの写真ならなんとか30~40枚くらいは入るかも?くらいの容量です。 こんなふうに穴が40個くらい空いていて、ここに接続ピンがささって認識します。よく考えると、昔の2.5インチIDEハードディスクみたいな感じですね。 で、D200はこんなメディアを使うのですが、まあすでにオワコンの規格ですから、普通に家電量販店なんかに行っても、メモリカードがおいてありそうなコーナーには多分置いてないです。 デジカメコーナーとかに行くと置いてあるかもしれませんが、SDカードと比べるとコスパが微妙です。 そこで登場するのが、SDカード→CFカード変換アダプターです。SDカードを装着して、CFカードとして使えてしまうという製品で、Amazonなんかを探すと結構たくさん出てきます。中の人も試しにと思って1つ買ってみました。 この写真右からSDカードを差し込めます。 結論から言うとD200には装着でき、SDの内容も認識されて、撮影した画像も記録されるのですが、このアダプターにSDカードを指すと、ちょっと触ると分かる程度に膨らんだ感じになります。 写真だとわかりにくいですが、こんな具合です。 幸いにして、D200は大丈夫だったのですが、機種によってはペンチで引っ張らないと抜けなくなる程度にこの膨張がまずい感じに作用してしまいます。 普通に設計に難アリなのかもしれません。 デジカ...