パス&キーケースを新調しました
私は、だいぶ以前に、妻の協力を得てオリジナルの「パス&キーケース」を作って、10年以上使っておりました。
なんで、パス&キーなのかといいますと、名前の通り、パスケースとキーケースを兼ねた作りになっているからです。
雑貨店などでこういったケースを探すと、「キーケース」「パスケース」としてそれぞれ別個のものはいくらでも見かけるのですが、両方が1つに収まるケースというのがありませんでした。
でも、忘れ物の多い私の場合、それぞれで持ち歩くと、どちらかを忘れてしまうことがしばしばあるため、大変困っていました。以前入居していた事務所では、警備用のカードキーと、部屋の鍵(差し込んで回すタイプの普通の鍵です)の両方が必要だったのですが、どちらかを忘れるだけで部屋に入れない(もしくは最終退出時に詰む)などということがあって、これではいかんと1つにまとめられるケースをレザークラフトの得意な妻に作り方を教わりつつ自作したのです。
その時のブログエントリはこちらです。
ノベルティグッズ? - Knowledge-ex. Blog
ですが、このパス&キーケースも毎日使い続けて、かなり傷んできたということと、設計当初と今とで、使い方であったり、使い勝手の部分でかなり想定と違っていることが多くなってきたので、この連休を使って、新しいケースとして設計を見直して、新調することにしました。
ちなみに今回は私は設計だけで、実際の製作は99%妻にお願いしました。
このパス&キーケースでできること
キーケースとして・・・鍵が最大4つ付けられます
パスケースとして・・・ICカードが4枚程度、ケース内側に収納できます。
一時的な物入れとして・・・ケース外側にポケットがついています
これらが1つのケースに全部収まり、かつサイズはポケットにすっぽり収まるサイズです。
写真と機能説明
ちなみに上の写真は私が常用するICカード4枚と、鍵(通常の大きさのもの2本、小さめのもの2本)が入った状態で撮影しています。不自然に膨らんだりはしていないことがお分かりいただけるでしょうか。大変コンパクトですw
ケースを開いたところ。少しみにくいですが、内側の左右にICカードを2枚ずつ程度収納することができます。
非接触式のICカードの場合は、出し入れの必要がないものがほとんどのため、内側に収納することでICカードの機能も使えつつ、ファスナーで閉じることで不意の脱落の心配もありません。
以前ケースを自作した際は、非接触式のカードがまだ少なく、出し入れの必要性を想定して外側のポケットに収納する設計にしていたのですが、現在は私が常時持ち歩きたいICカードは4枚とも非接触式かつ電子マネーはオートチャージにしているため、クレジットカードを支払いに使うとき以外は一度収納したらほぼ入れっぱなしにできるため、内側に収納する設計に変更しました。
また、以前のケースは完全にキーケースが開かないようにすることができなかったため、キーを使わない場面でも不意にケースが開くとキーが外に飛び出してきて、邪魔に感じることもありましたが、ファスナーで閉じられるため、そういったストレスはなくなりました。
続いて、左側のICカード用ポケットの様子をアップで。
ICカード、プラスチックカードを2枚収納できます。わかりやすくカードをはみ出させていますが、実際はほぼカードがすっぽり収まるようになっています。
続いて、右側のICカード用ポケットの様子をアップで。
こちらにも、もちろんICカード、プラスチックカードを2枚収納できます。
ちなみに、内側ポケットの上に、もう一枚キーケースを取り付けるための革を重ねてあるのですが、固定は上下を縫っているだけなので、どうしても、もう1~2枚テンポラリーでカードを収納したい場合は、下の写真のように正規のICカードポケットとキーケースの間に挟んでおくこともできます。
ただしここはケース内で鍵と接触しやすく、またキーホルダーを止めるための金具が裏にあるため、長期間入れたままで持ち歩くとカードに傷がつきやすいと思われますので、注意を要します。
実際のところは、これから使ってみないとわからないのですが、とにかく設計上は、初号機の問題点や不満点をほとんど解消したものになっているはずなので、今から使うのが楽しみです。
材料の革は妻がレザークラフト用に持っていたものの中から私が選んで使ってもらったのですが、予想以上にいい色合いのケースができて、その点でも満足度が高いです。
ご興味がおありの方は、ぜひ中越までご一報ください~!
(実は、私の会社の定款には事業内容として「家庭用雑貨の企画、制作、販売」というのが入っていたりします・・・w)
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